2021年03月02日

TV エノケンの孫悟空 全話レビュー/第六回

放送日:1957.2.10(日)19:30-20:00
作・構成:井崎博之、岡田教和/音楽:若山浩一/企画:電通ラジオ・テレビ局
演出:鈴木利泰/フロアマネージャー:吉沢比呂志・政田一喜/テクニカルディレクター:吉本琢也/CCU:成田哲雄/カメラ1:坂本晃、カメラ2:木村忠雄、カメラ3:武谷雅博/オーディオ:吉田昭之助、須賀良浩/効果:金川勝利/照明:吉井澄雄/テレシネ技術:櫻井芳裕/美術:出口雄章/美術進行:芦田光長、清水専三、長島省吾、高野將夫、山田守/小道具:高橋俊一/化粧:小松英子/かつら:細野かつら店/衣裳:山我幸江
出演:榎本健一(孫悟空)、黒木憲三(竜王)、野々浩介(くらげ)、旭輝子(歌姫)、中原早苗(娘(おとと))、東山照子(その母)、大伴純(かながしら)、三越富夫(安甲)(※浦島役として一旦「久野四郎」を記入したのち上から鉛筆で塗り潰して消した跡がある)

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水中にある竜王の御殿へやってきた悟空、たまたま通りかかった太公郎に「あの立派な建物に竜王はいるんですか」と尋ねたところ「竜王? さァ知らないねえ……竜宮城にはキレイな乙姫様なら居るけど」という返事。自分を招待してくれたのはたしか竜王のはず……と訝しみながら、ふと太公郎が持っているものを見ると玉手箱である。太公郎は亀を助けた礼に竜宮城でもてなされ、お土産に玉手箱までくれたというのだ。

羨ましくなった悟空は自分ももてなされようと急いで竜宮へ向かおうとするが、そのときどこからか女の悲鳴が聞こえてきた。驚いてあたりを見回すと、巨大な貝に美しい乙女が足を挟まれている。駆けつけて貝を開こうとする悟空だが貝はびくともしない。「ウーム、こうなったら妖術を使って……いや待てよ、それよりいいことがある」と悟空は懐から不二家ゴールドチョコレートを取り出し、貝の前に差し出してみた。と、貝の中から手がニューッと伸びてくる。貝が不二家ゴールドチョコレートを欲しがるので、二度といたずらをしないよう言い含めてチョコと交換におととの乙女の足を離させる悟空。おととは礼を言って別れようとしたが、貝に挟まれた足に力が入らず歩けない。見かねた悟空はおととを支えて彼女の家まで送っていくことになった。

おととの家で母親からゆっくりしていくよう引きとめられた悟空は、これから竜王の御殿へ行かなければならないのでと言って固辞したところ、おととが大いに驚き、悟空の名を聞いてさらに驚く。なぜ自分の名前を知っているのかと尋ねても、うなだれて答えないおとと。
――おととは竜王の御殿でのことを回想していた。

竜王を中心に、家老のくらげ、側近の安甲とかながしらの4人が密談をしている。牛魔王より強い乱暴者の孫悟空をこのままのさばらせておくわけにはいかない、おびき寄せて殺してしまおう、かながしらが一太刀で斬り殺してご覧にいれます、仕損じた場合に備えて雷魚のもつ祖先伝来の毒薬で盛り殺してみせましょう……
竜宮の侍女であるおととは、たまたま通りかかって4人の密談を聞いてしまったのだ。
竜王「孫悟空が参ったら大宴会を催し、悟空めに散々酒を呑ませ、その酒の中に毒薬を入れるのじゃ。そして酔いつぶれた時を見計らって、かながしら、そなたが斬るのじゃ。相わかったな」――

落ちつかないおととに気を遣いつつも、竜王が待っているからと悟空は出かけようとする。おととは重い口の下で「……どうか竜王様の御殿へ行くのはおやめになってください……わけは申し上げられませんが……」と引き留めるが「折角招待されたのを、そうもいってられないよ。じゃ、あばよ」と悟空は行ってしまった。おととがオロオロとして「どうしよう、命の恩人の悟空様が竜王様に殺されるというのに……」と言うのを聞いて驚く母親。

竜宮に着いた悟空は期待通りの大歓待を受けていた。庭先から見える御殿の立派な造りに感心しきりの悟空は、ふと巨大な柱が建っているのに気付く。「あれッ、ありゃ何だい、この柱は?」家老のくらげが答える。「これは如意棒という柱でございます。何しろ重さ百万斤という目方のある、海底を計る物差しでございます」「海の深さを計る物差しねえ……あんな重たい柱を誰が持ち運びをするんだい」「いえ、この如意棒と申すのは、縮めれば耳の中でも入るという、竜宮の宝でございます」

御殿へ入ると竜王自ら悟空を出迎えての大宴会が始まった。竜王は歌姫に命じて一曲歌って聴かせ、その歌にあわせて侍女たちが舞い踊る。手を打って大喜びの悟空。竜王がくらげに目配せ――くらげが歌姫に目配せ――歌姫がうなずいて微笑むと、悟空の傍らにすり寄っていく。くらげ、歌姫に毒杯を飲ませろというマイム。歌姫、うなずいて徳利を取ろうとするが……同じ形の徳利が2つあるではないか。「あら!どっちの徳利だったかしら」「え、何かおっしゃいました?」「いえなに……確かこちら……」と誤魔化す歌姫、ドキッとしている竜王とくらげ。悟空は気付かないまま、毒薬の入ったほうの徳利を取り上げて「なぁに、徳利などどっちだって同じですよ。まァ一杯いきましょう」と歌姫に勧める。「どうぞ」「いえ私はお酒はダメなんです」「じゃ一杯だけでも……」「いえその一杯がいけないので……口をつけたトタン、ころっと……」「そんなに弱いんですか」「ですから、どうぞ、お客さまから一杯……」「では、遠慮なくいただきます」おとと、ハラハラしている。悟空が酒を飲んだのを見て思わず声が漏れる歌姫。「うまくいった! ……海のお酒はおいしいという評判ですが」悟空が「ウーム……」と唸るのでハッとする一同だが……「ウマイ!」という返事に一同落胆。

歌姫「するとやっぱりこっちだったのかしら……でも確かに……それともやはりこっちだったかしら」悟空「何をさっきから独りでブツブツ言ってるんだ?」くらげ「姫! もっとお勧めしなさい」竜王「くらげ、そちもお相手いたせ」「は、はい……」くらげは悟空の横に行って「あんた達は向こうへ行きなさい!」とおととを押しのけ「えへへ、どうも不調法者ばかりで申し訳ございません。さあ、どうぞどうぞ」「そうガブガブ呑めんよ」悟空が嫌々ながら盃を受けて飲もうとしたとき、はらはらと見ていたおととが咄嗟に「あらッ!」と声を上げた。驚いて呑むのを止める悟空。おととはくらげから嗜められて「あんまり良いお月でしたので……」と誤魔化すが「海の底から月が見えるわけがないじゃないか」とまた叱られる。そこでまたくらげに酒を勧められ、今度は止める間もなく呑む悟空。「ウーイ、なるほど、さすがは竜宮だ! いい酒だ! もっとじゃんじゃん持ってこい」くらげが勧める酒をぐいぐいと呑み干す悟空。くらげは首をひねって「ちっとも利いてこないじゃないか」とボヤくと、悟空は「いや利いたぞ、利いたぞ! すっかりいい気持ちになった」と言ってその場にいびきをかいて眠り始めた。「……おかしいな、やっぱり徳利を間違えたのかしら。この毒薬の酒は確か一舐めしただけでその場にのびてしまうはずなのに……」とくらげは徳利の酒を指につけて舐めてみたところ、突然のショックでその場に倒れてしまう。やっぱり毒薬入りの徳利で合っていた、と大騒ぎの一同。それを竜王が制すると、かながしらに手筈通り悟空を斬るよう命じた。かながしらが刀を振り上げた瞬間、おととがキャーッと悲鳴をあげる。その途端、悟空がガバッとはね起きた。「ウム、何をする」「ぬかるな、それッ!」「さては俺を謀ったな!」たちまち始まる悟空と竜王の手下たちとの大立ち回り。悟空は庭先へ飛び降り如意棒の大柱の周囲をぐるぐる回りながらとうとう手下を全て叩き伏せてしまう。

「竜王、覚悟!」「申し訳ございません。さすがは悟空様だ! 噂に違わず、いや噂より数倍お強い……その代わり当竜宮のものでお気に召した物がありましたら、何なりとお持ちくださいまし」「ほう、そうかい。何でも好きなものをくれるっていうのかい。じゃあ竜宮の宝という如意棒をもらって行こうか」「えッ! あの如意棒!?」「さっき聞けば、あれは伸び縮みするという事だが、あれを縮める方法を教えてくれよ」「それが……それが……」「おう! やだって言うのか? あれはくれねえって言うのか」「いえいえ、とんでもない。では縮める方法をお教えしましょう」竜王が悟空に耳打ちし、それを聞いた悟空が「ヤッ!」と試すと如意棒が三寸ばかりに小さくなった。さらに如意棒を伸ばす方法を聞きだして試すと、如意棒は振り回し易い大きさになった。「これならちょうどいい。じゃ、もらっていくぜ。これさえ手に入れれば鬼に金棒……じゃなかった猿に如意棒ッてなものさ。もう怖い者なんかあるもんか!」そしておととを呼び寄せ「おととさん、帰ろうか。俺ら、おととさんの家まで送っていくよ。こんな竜王の御殿なんて気持ちの悪い奴のいるところにいつまでも勤めていないで、家に帰ってお母さんと二人で楽しく暮らしなよ……さあ、行こう」一同はボンヤリと気が抜けたようになっていて、悟空がおととの手を引いて連れて行くのを黙って見送るだけだった。
竜王の御殿から遠く離れたところまで来ると、おととは悟空に尋ねた。「このまま、陸にお帰りになるのですか」「ああそうだよ、俺ら水簾洞へ帰るんだ!」悲しみを堪えて別れの挨拶を告げ、悟空から走り去るおとと。悟空はおととの去った方へ手を振りながら、おとととの切ない恋の別れの唄を歌うのだった。

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【解説】
命を狙われたからとはいえ、如意棒を分捕る際の悟空の口調はほぼほぼやくざだ。最後に竜宮からおととを連れ出した事も場当たり的で手前勝手、おととは別に竜王たちから裏切り者と目されたわけでもないのにわざわざ目立つように連れ出されたあと、竜王たちから保護するわけでもなくリリースしてしまう。悟空が去ったあとのおととの立場が気の毒でならない。

太公郎は台本では「浦島太郎」と印刷されており、上から鉛筆で「太公郎」に訂正されている。歌姫は台本中では全て「姫」としか書かれておらず、悟空にすり寄るシーンでは「悩殺型の姫」とも表現されており、竜王の娘にしては俗っぽいなと思っていたら香盤表に「歌姫」と書かれてあった次第。
今回のミュージカルノルマは3ヵ所。冒頭の水中シーンで悟空が軽快に歌う唄、大宴会で歌姫が歌う唄、ラストで悟空がおとととの別れを惜しむ唄。歌姫の唄のみ歌詞の書き込みがないが、歌姫役の旭輝子の持ち歌か何かを使ったのだろうか。ここで触れる事でもないが俳優の神田正輝は旭輝子の実の息子にあたる。
スポンサーノルマは貝(子供の声が指定されている。実は貝は子供なので不二家のチョコが大好き、という事らしい)にゴールドチョコレートを与えるシーン。

特撮は水中シーンの背景にスクリーンプロセスを使用。遠景で見える竜宮の建物にはミニチュアを用いた。水中行や太公郎とのやりとり、貝に足を挟まれているおととのシーンでは「マスク」という指定がみられる。画面に波ガラスのようなフィルターをかけて水中撮影のような効果を出すための指示か。庭先で巨大如意棒の柱を見上げるシーンでは、カメラ割りのメモから察するに柱の根元部分のセットの前で悟空とくらげが見上げながらセリフのやりとりをしたようだが、台本ではそれに加えて「天をつく如意棒(ホリゾント使用)」というカットが入るはずだった。これは鉛筆で×印をつけてキャンセルされており、どうも特殊効果シーンを極力減らそうという意図が感じられてならない。
ラストの大立ち回りで柱の周囲を竜王の手下と悟空が周るシーンではスローモーションにして背中合わせにぶつかったタイミングで元の速度に戻るという指示がされているが、当時の機材的にはスローモーションは使えない。俳優がわざとゆっくり動く人力スローモーションによって、狭いセットで走り回っている様子を表現しようとしているのである。

台本のスケジュール表によると、放送日の前日に「音楽先取(ラジオ九州)」という鉛筆でのメモ書きがある。当時「エノケンの孫悟空」をネットしていたのはCBCテレビ(同時ネット)と大阪テレビ(キネコ送り)だけで、ラジオ九州(現:RKB毎日放送)はまだテレビ放送を開始していない。現時点で何を意味しているのかは不明。
posted by 猫山れーめ at 00:38| Comment(0) | エノケンの孫悟空(TV版) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月18日

元々社(最新科学小説全集)の小ネタ

本棚の整理をしていたら1冊だけ久保書店のQ-Tブックスが出てきた。ロバート・ムーア・ウィリアムズ「宇宙連邦捜査官(The Chaos Fighters)」だ。はて、どうしてこれ1冊だけを買ったんだろう……思い出せない。
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たしか原題を検索するとこの邦題で単行本が出ていたから古書で注文した……ような気がする。S-Fマガジンに載ったことのある作品だろうか……いや「宇宙連邦捜査官」は長編だからSFMに掲載されるくらいなら単行本も早川書房から出ているはずだろう。
ということは昭和30年代の一般小説誌に掲載された作品だろうか。SFMが創刊される以前の時代では、マイナーな海外SFの翻訳が「読者層が違うだろ」と思われるような一般小説誌に掲載されているのを屡々見かけたことがある。
たとえば「笑の泉」昭和34年1月号には福島正実の訳でロバート・シェクリン作(※シェクリの誤植だと思うが、目次ページと本文の扉ページの両方ともシェクリになっている)「スペース・ワイフ」が掲載されている。その後、昭和39年と47年に他社アンソロジーで再録されたらしいが未確認。
「実話と秘録」昭和32年12月号では矢野徹が3本の海外SFの抄訳を1本につなげて発表していたが、こちらは早々に手放してしまったので原書が何だったか確認できない。
「文藝春秋」昭和31年5月号にはハーマン・ウォーク作/木下秀夫訳「地球からの移民の末裔」が全文掲載されている。きっと折からの宇宙ブームにあって「ケイン号の叛乱」の作者が7年も前に書いたSF小説にも光が当たり、米国で出版されたという情報を聞いて「文藝春秋」編集部が飛びついたのだろう。その後は早川書房や東京創元社からも単行本化されることはなかったが、昭和51年になって木島始・荒木のり共訳「月で発見された遺書・ロモコメ報告書」として創樹社から出版されていた事を知り、邦訳を読み比べてみたくなって古書で注文したことがある。
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ということは、たとえばジュヴナイルSF――石泉社の少年少女科学小説選集か、講談社の少年少女世界科学冒険全集か、岩崎書店のエスエフ世界の名作か――のように匙加減の異なる邦訳で出版されたことのある作品と読み比べようとして買ったのだろうか?

結論からいうと、この「宇宙連邦捜査官」は読み比べのために買ったわけではなかった。読み比べたくても、比べたい対象は出版されていなかったのだ。「宇宙連邦捜査官」の原書「The Chaos Fighters」は、昭和33年頃に元々社から、元々社の倒産後は東京ライフ社から、「混沌と戦う人々」という題で邦訳刊行予定であった。東京ライフ社版の途絶によって4作品が未刊行に終わったが、そのうち「混沌と戦う人々」だけが後年になっても早川や創元から刊行されていなかったことから、いったい原書は何だったのだろうと考えて辿りついたのが「混沌(chaos)」+「戦う人々(fighters)」→「宇宙連邦捜査官」だったというわけである。

順を追って説明すると、当初「The Chaos Fighters」の邦訳は元々社の最新科学小説全集・第二期第10回配本にあたる第22巻「混沌と戦う人々」(訳者:吉田隆)として刊行が予定されていた。以下、既刊巻末に掲載されたあらすじ紹介を抜粋する。
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「人間、別名霊長類売ります」という看板が或る店先にでていた。人間はどうなるか。天体間の陰険な叛乱計画に対抗して人間の自由と生活を擁護するためにジョン・ホールデンは起ちあがる。今までの古い物理学の観念では理解できないような新しい発明の結果、怪しい武力をもった怪漢が出没して事件が頻々と発生する
何ともまあ……まさに混沌というか、元々社らしいというか、たった数行のあらすじを読んだだけで色々と不安がつのる文章ではある。

元々社は昭和32年2月10日に第二期第5回配本第17巻「沈黙せる遊星」を発行するとその二週間後の2月25日に慌ただしく第7回配本第19巻「文明の仮面をはぐ」を出版。間に入るべき第二期第6回配本第18巻「時間と空間との冒険」は未刊行のまま破綻した。
「時間と空間との冒険」を含む第二期の残り6巻分は東京ライフ社から宇宙科学小説シリーズと叢書名を変えて刊行が予告され、まず「宇宙恐怖物語」が10月31日に発行、次いでようやく「時間と空間との冒険」が12月3日にされ――そこで東京ライフ社版もまた途絶してしまっている。東京ライフ社版のあらすじ紹介は元々社版とほぼ同じだが、訳が拙いと悪評しきりだった元々社版を反省してか単に字数の制約か、言い回しが若干改められている。SF_Gengen03.jpg
「人間、別名霊長類売ります」という看板が或る店先に出ていた、人間はどうなるのだ。天体間の陰険な叛乱計画に対抗して人間の自由と生活を擁護するためにジョン・ホールデンは起ちあがる。今迄の物理学者の観念では理解できない発明がなされ、怪漢が出没する

ちなみにマッコーマース編「時間と空間との冒険(Adventures in time and space)」は昭和41年にハヤカワ・SF・シリーズ(銀背)から刊行される際、邦題が「時間と空間冒険」に変わっている。平成17年には岩崎書店から同名の子供向けアンソロが出ているようだが、マッコーマースの編纂とは記されていないようなので、こちらはおそらく無関係だろう。
参考までに、久保書店版の裏面に記されているあらすじはこうなっている。
ヒーサーとダフナー夫人は、不可解な方法で、いったん消失してから地球にもどったが、同じような目にあいながらハルディンとバーゲンが月に運ばれたのはどういうわけか?
ハルディンは、もう、こうした奇怪な出来ごとに目をつむっていることはできなかった。べつに彼は科学者ではないが、こんな現象が、人工の機械や装置で実現できるとは思えない。一人の女が、空中高く引き上げられ、ボールのような地球を見下ろしたなどということが、どうして起こるのだろうか? 二人の男が、一瞬のうちに地球から月に運ばれたなどということが、どうして可能なのだろうか?<気まぐれ作用>には、このような現象までふくまれているのだろうか?
宇宙空間のたとえようもない寒さがハルディンの心によみがえって来た。
……似たり寄ったりだった。ストーリーどころかタイトルの「宇宙連邦捜査官」にさえ何ひとつ繋がってこない。売る気があるのだろうか?

posted by 猫山れーめ at 18:41| Comment(0) | 古書(SF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月06日

【注意喚起】DVDトールケースの自然崩壊について

半分“終活”のようなものではあるが、手すきの折をみて若い頃に溜めこんだ趣味のアレコレ――マンガやら本やらDVDやらCDやら、もう観たり聴いたりしなくなったり執着の薄れた物――をヤフオクで処分している。

今日も今日とてメタルラックに並んだDVDから「もうこの先ずっと見ないだろうな……」という物を処分しようと引き抜いていたのだが、あるDVD-BOXを手に取ったとき指先の感触が変なことに気がついた。
トールケースが割れている……?

このとき手に取ったものは2007年にエムスリイ エンタテインメントから発売された「まぼろし探偵」DVD-BOXだった。
当時スバック発売のジュエルケースDVD-BOX「まぼろし探偵ベストセレクション」を持っていた私は後発になるエムスリイ版をスルーしていたのだが、発売から5年も経って、スバックでは前編が行方不明のため収録されていない「クラーク東郷 後編」がエムスリイ版には映像特典扱いで収録されていると知り(※2009年にエイベックスからも発売されていたらしいが中身は同じらしいのでチェックはしていない)、ボックスの傷んだ中古品を「クラーク東郷 後編」目当てに購入したのだ。私は映像特典の「クラーク東郷 後編」だけを見て満足してDVD-BOXをメタルラックに仕舞い込んだ。以来、9年近く一度もこのDVD-BOXを手に取っていない。

ボール紙のケースからDVDを取り出すと、とたんに異臭が広がった。と思う間もなく足元へ黒い破片がバラバラと散らばるではないか。
トールケース本体が劣化してもろくなっているのだ!
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CDやDVDは何百枚と扱ってきたが、ジュエルケースでディスクを保持するツメが劣化のため折れてしまう事は何度か目にしている。しかしトールケースが割れたなどというのは見たことも聞いたこともなかった。手に取ってみると指で軽くつまんだだけなのにポリッと折れてしまう。まるでウエハースでできているかのような感触だ。
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以前なにかのネットニュースで、CDのジュエルケース内に敷かれたスポンジが劣化してCD盤面を冒してしまい再生不能になったという注意喚起の記事を目にしたことがあった。ボックスから出した時に異臭が広がったとき、まず頭に浮かんだのは樹脂に含まれていた可塑剤が揮発したのではないかという事だった。それがDVDの盤面を冒して再生不能にされているのではないか――と思うと血の気が引いた。恐る恐る盤面を確認してみると、幸いなことに癒着や記録面の侵食は見当たらず、DVDプレーヤーに掛けてみると6枚とも無事に再生することができた。また、トールケースのカバージャケット用紙や封入特典のスチル写真1枚、トールケースの表面にある透明ビニールにも影響は見られなかった。トールケース本体の黒い樹脂だけが外見を保ったまま、乾ききったように脆くなっていたのだった。

DVD-BOXの中のトールケースすべてが完全に崩壊していたわけではなかった。 全6本のうち4本は完膚なきまでにボロボロだったが、残り2本のトールケースはまだ形が保たれており一見したところ通常の使用に耐えるかのようにも思われた。ただ、念のため……と思って少し強めに力をかけると簡単にひびが入ってしまい、またカバージャケットを入れる透明ビニールも少しの力で簡単にケース本体から剥ぎ取れてしまった。結果的にボックス内のケースは等しく劣化していたことになるが、うち4本は隅々まで完全に砕くことができるほどなのに対し、2本は比較的強度を保っていたという、劣化の度合いに明瞭な差が生じた理由については思い当たる節がない。

ひとつだけ言えるのは、物乾し台で放置された洗濯バサミのように直射日光下に長期間晒していたわけではないにも関わらず、9年程で樹脂が崩壊してしまうトールケースも存在するということである。ボール紙製のボックスで半密閉され揮発性のガスがこもったことも原因の一つとして考えられるが、同じ条件下でボックスに納まっていたケースに明らかな劣化の程度の差が生じていたのも不思議だ。製造元かロットが異なるトールケースが混在していたのかもしれない。

DVDを大量にお持ちで何年も手に取っていないという方は、一度トールケースの状態をチェックしてみるのが望ましいのではないだろうか。

【追記】
ブログを書いたあと崩壊したケースの掃除をしてDVDを手近な空きケースに収納していたのだが、どうも最初に感じた“異臭”の出どころはDVDの盤面のような気がしてきた。盤から揮発したガスがトールケースの樹脂を冒したのだろうか?

posted by 猫山れーめ at 00:00| Comment(0) | DVDディスクの劣化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月01日

銀背(ハヤカワ・SF・シリーズ)の小ネタ

今から35、6年ほど前、高校生だった私は80年代のSF小説にあまり馴染めず、古本屋で300円から500円くらいまでのあまり高くない値が付けられていた新書“ハヤカワ・SF・シリーズ”を買って読んでいた。ご存じない方のために説明すると早川書房が昭和32年12月から昭和49年11月にかけて発行していたポケミス(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)のSF版で、背表紙が銀色であることから通称「銀背」と呼ばれていた。このシリーズでは「銀背」の他にも「金背」といって金色の背表紙を持つ古典SF作品もあるのだが、特に意識して分けない限り「銀背」と呼べば「金背」の作品も含むと考えてよい。

読み終えた銀背を本棚に並べて眺めていると、背表紙の六角形をしたシンボルマークに〈HF〉と〈SF〉の2種類があることに気がついた。どうやら「ハヤカワ・SF・シリーズ」は当初「ハヤカワ・ファンタジイ」というシリーズ名で発行されていたことがあり、〈HF〉はその略称だったようだ。今はもう無いシリーズ名だと思うと妙に〈HF〉マークの銀背が貴重に思えてきた。高校を卒業し、大学入学・就職と月日が流れるに従って昔せっせと集めた銀背も本棚の肥やしとなり少しずつ処分してしまったけれども、〈HF〉マークが付いた銀背は手放す気になれず、今日まで手許に残っている。

何年か前に銀背のあれこれについてネットサーフィン(※死語)していると、銀背の研究や分析をしている人が世の中にたくさんいることを知った。特に大森望氏のホームページで紹介されている「◎叢書の研究1 ハヤカワSFシリーズ(ハヤカワ・ファンタジイ)」などは、なぜこの作品がこのタイミングで刊行されたり重版がかけられたのかが判りやすく丁寧に解説されており、こういう視点があったのかと目からウロコが落ちる思いがした。雨宮孝氏のホームページの出版社索引下に纏められている「早川書房/ハヤカワSFシリーズ 1957-1974年」などは初版刊行年ごとに区切られた抜群の分かりやすさに加えて作品名をクリックすれば関連する掲載書などもわかる。おかげさまで、とある作品について調べ事ができ「この一本のために紙本を買わなきゃいけないのか……古書価格も総じて高いなぁ」と思っていたものが、実は自分の積読SFマガジンに掲載済みだったことがわかって注文せずに済んだという事が二度三度あった。安田ママ氏のホームページ下にあるダイマジン氏のコラム「《ハヤカワ・ファンタジイ》大図鑑 その1」は〈HF〉の頃の初期9冊の初版極美品であろう、帯つき・書名入り刷り函の書影を惜しげもなく公開してくれている。眼福という他ない。

まぁそんなこんなで先人の研究者による教示を拝読しつつ、手許に残った銀背や欠けたナンバーを補完しようとオークション等の出品画像を見比べているうちに、あの〈HF〉マークの「ハヤカワ・ファンタジイ」が〈SF〉マークの「ハヤカワ・SF・シリーズ」に切り替わったタイミングがだいたい解ってきた。端的にまとめると次のようなものである。
  • 「ハヤカワ・ファンタジイ」だったのはNo.3031の「最終戦争の目撃者」(1962年3月15日発行)までで、次のNo.3032「太陽の黄金の林檎」(1962年4月30日発行)から「ハヤカワ・SF・シリーズ」となった。
  • その際、表紙下部の黒帯の白抜き文字は「A HAYAKAWA POCKET FANTASY BOOK」から「A HAYAKAWA SCIENCE FICTION SERIES」へ、背表紙のシンボルマークは〈HF〉から〈SF〉に変更された。
  • だがNo.3032「太陽の黄金の林檎」の初版ではデザイン変更の手が回り切らなかったのか背表紙のマークだけが〈HF〉のまま残っている。
私個人としては高校生の頃の〈HF〉の疑問が無事に解決してめでたしめでたしである。ところが、確信を得るために銀背の蔵書やオークション等の出品情報で得たデータをExcelで整理しているうちに、新たな疑問が3つほど生じてきた。こちらはもう別に解決を望む気もないが、広大なネットのことだから何らかの天啓を欲している方がこのページを見てヒラメキを得るやもしれぬと思い、無責任とは重々承知の上でも問題提起だけ書き記しておくことにしよう。


ひとつは、通しナンバーが後の本が前の本より先に発行されているケースがいくつもあること。権利処理等に遅れが生じて発行予定がズレたのだろうか。
ちなみに最初の100巻あたりまでの中でナンバーと発行年月日の昇順が入れ替わっている巻には下記のようなものがある。
  • No.3011「時間溶解機」(1959年3月31日発行)>No.3010「宇宙病地帯」(1959年5月31日発行)
  • No.3024「刺青の男」(1960年11月30日発行)>No.3023「海底牧場」(1960年12月15日発行)
  • No.3043「宇宙恐怖物語」(1962年12月31日発行)>No.3042「アーサー王宮廷のヤンキー」(1963年1月31日発行)
  • No.3057「地底旅行」(1963年10月31日発行)>No.3056「宇宙戦争」(1963年11月15日発行)
  • No.3063「天の光はすべて星」(1964年2月29日発行)>No.3062「第四間氷期」(1964年5月31日発行)
  • No.3069「破滅への2時間」(1964年5月31日発行)>No.3068「虎よ、虎よ!」(1964年6月15日発行)
  • No.3091「ソラリスの陽のもとに」(1965年7月25日発行)>No.3090「裸の太陽」(1965年7月31日発行)
  • No.3093「勝利」(1965年8月20日発行)>No.3092「闇よ、つどえ」(1965年8月31日発行)
  • No.3097「明日を越える旅」(1965年9月25日発行)>No.3096「18時の音楽浴」(1965年9月30日発行)……etc.


ふたつめは、奥付に貼られている検印証紙の廃止基準についてである。
検印証紙を初版の段階で最も早く廃止したのはNo.3037「地球の緑の丘」(1962年7月31日発行)だった。そのあともNo.3038「人間の手がまだ触れない」(1962年9月30日発行)、No.3043「宇宙恐怖物語」(1962年12月31日発行)、No.3048「ロスト・ワールド」(1963年5月31日発行)、No.3054「われはロボット」(1963年9月15日発行)、No.3056「宇宙戦争」(1963年11月15日発行)、No.3061「わが手の宇宙」(1964年2月15日発行)……と検印を廃止しているケースが散発的にみられはするものの、1964年初頭まではまだ奥付に検印証紙があるケースが多かった。この期間に発行されている銀背では再版の場合も初版同様に証紙ありというケースが見られる。

これが1964年5月以降になると検印廃止が基本方針となり、検印証紙を続けているほうが希……という逆転現象が起きている。1964年5月以降に発行された銀背で初版奥付に検印証紙が用いられているものを挙げてみると、No.3068「虎よ、虎よ!」(1964年6月15日発行)、No.3071「妖精配給会社」(1964年7月31日発行)、No.3076「審判の日」(1964年11月15日発行)、No.3078「高い城の男」(1965年2月15日発行)、No.3095「準B級市民」(1965年9月15日発行)、No.3097「明日を越える旅」(1965年9月25日発行)、No.3096「18時の音楽浴」(1965年9月30日発行)……と、あるにはあるが数える程しかないと言ってもよい。

これらを時系列で見れば何年何月の発行を境に証紙のあるなしを分けられるものと思っていたが甘かった。日付はもちろんのこと、作者・訳者の国籍も証紙の有無には無関係のようであり、検印廃止か否かの線引きの基準が何も思い当たらないのである。1965年以降の銀背では検印証紙が完全撤廃されたのかといえばそうでもなく、No.3046「人間以上」は1965年1月31日発行の再版でも検印証紙を用いている。No.3065「華氏451度」は1967年7月31日発行の再版に証紙があり、同年10月31日発行のNo.3033「タイム・マシン」は第7版を数えてもなお証紙が健在である。そして驚くなかれ、No.3096「18時の音楽浴」の再版に至っては1972年6月30日発行(銀背の最後を飾るNo.3318「殺意の惑星」刊行の2年前!)にも関わらず検印証紙が用いられているのである。


みっつめはNo.3046「人間以上」のレア版存在疑惑について。
先に触れたとおり1962年4月30日発行のNo.3032「太陽の黄金の林檎」以降、銀背では表紙下部にある黒帯の白ヌキ文字は「A HAYAKAWA SCIENCE FICTION SERIES」で統一されているが、No.3046「人間以上」の第4版(1969年2月28日発行)では誤ってハヤカワ・ポケットミステリの版下を使ってしまったのか、白ヌキ文字が「A HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK」となっている。背表紙や裏面は従来のハヤカワ・SF・シリーズと変わりはない。

SF_Ginse.jpg
(※上記の画像は2017年12月8日 20時30分に落札されたヤフオクの出品画像である)

たまたまネット上で画像を見かけた後、まさかコラ画像ではないだろうとは思いつつも、確認のためAucfreeで過去の出品事例を検索してみたところ、ヤフオクでは2015年6月から2021年1月までの5年8ヵ月の間にハヤカワ・SF・シリーズの「人間以上」が31件落札されており、そのうち5件落札されていた第4版(1969年2月28日発行)のすべてが「A HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK」であった。一方で、初版(1963年4月30日発行)10件、再版(1965年1月31日発行)6件、第3版(1967年6月30日発行)3件、第6版(1971年6月30日発行)7件はいずれも「A HAYAKAWA SCIENCE FICTION SERIES」となっている。

またメルカリでは3件がヒットしたがそれぞれ2版・3版・言及なしで、表紙の文字はいずれも「A HAYAKAWA SCIENCE FICTION SERIES」。「日本の古本屋」では画像確認がほとんどできなかったが、在庫なしも含めてヒットした17件の版数の内訳は初版8件・再版2件・第3版1件・第4版3件・第6版2件・言及なし1件であった。

これらを統合して考えると、まず銀背「人間以上」の第4版だけがポケミス仕様になっていることは間違いなく、またネット上での取引が確認できる51件のうち最も多いのは初版で35.3%、次いで多いのが再版と第6版で各17.6%。第4版は第4位で15.7%、そのあと第3版の9.8%と続いている。市場への露出度だけ見れば、問題の第4版はそれほどレアとはいえず、ヤフオクでの落札価格も290円~500円と極めて大人しいものであった。

……はて、第5版が一冊も検索に出てこないのはどういうわけか。もしや、第5版のほうがよっぽどレアな存在なのではないだろうか?
たとえば第5版を刷ったあとになってポケミス仕様になっていることが発覚し、回収の憂き目に遭ったのではないだろうか……などと余計な邪推が脳裏をよぎる始末。もし銀背「人間以上」の第5版をお持ちの方がいらっしゃれば、表紙の白抜き文字がSFシリーズかポケミスなのか、コメント欄にてご教示賜れれば幸いです。


【追記】
ポケミス仕様「人間以上」第4版の発行日と同じ1969年2月28日には他にNo.3028「超能力エージェント」第4版やNo.3051「墓碑銘2007年」第3版、No.3061「わが手の宇宙」第3版、No.3071「妖精配給会社」第4版なども発行されているが、表紙の白抜き文字はいずれも「A HAYAKAWA SCIENCE FICTION SERIES」であった。今のところポケミス仕様の表紙が見られるのは「人間以上」第4版だけのようである。
posted by 猫山れーめ at 20:24| Comment(0) | 古書(SF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月27日

空想科学劇場(Science Fiction Theatre =文春S・F劇場) 放送リスト

NHK版「宇宙探検」の放送リストを紹介したとなれば、「空想科学劇場」の放送リストも紹介せねばなるまい。

初期の海外ドラマの書籍ではよく「ハイウェイ・パトロール」と一週交替で放送されたことが紹介されているが、実際そのように放送されたのは最初の半年間(第1話~第13話まで)だけで、その後は放送枠を変更して毎週放送となっている。といっても曜日は当初の火曜から金曜・水曜・木曜と度々変わり、時刻も午後7時から午後10時まで様々だった。中断となる週も多く、リアルタイムで全話コンプリートできた視聴者は数えるほどしかいないのではないだろうか。

放映リストを比較してもらえれば判るとおり、放映順はアメリカオリジナル版・NHK版・東京12チャンネル版いずれも異なっている。ブログだと表作成に手間がかかるので、3バージョンの突合はそのうちホームページのほうで紹介するつもりだ。

なお第10話「蜜蜂博士(The Strange Dr. Lorenz)」はNHKクロニクルでは「蜂博士」となっているが誤記と判断して改めた。朝日新聞では朝刊・夕刊とも「蜜」表記になっている。NHKクロニクルは放送番組確定表を底本としているそうなので、転記ミスまたは底本に含まれる誤記であろう。
また第54話「砂漠の怪自動車(The Phantom Car)」はNHKクロニクルおよび朝日新聞朝刊で「砂漠の自動車」となっているのだが……当該エピソードの中で爆走するこの無人車はどう控え目に言っても軽自動車には見えない。どうやら「軽自動車」というのはNHKが新聞各社に配った原稿の段階で含まれていた誤字らしく、その証拠に朝日新聞は誤りに気付いたのか夕刊のテレビ欄でサブタイトルを「怪自動車」に改めている。
SFT_02_01.jpgSFT_02_02.jpgSFT_02_03.jpgSFT_02_04.jpg

【1956年】
1 10/02 明日の世界から來た男
2 10/16 謎の磁気円盤
3 10/30 死の実験室
4 11/13 脳細胞の奇蹟
5 11/27 殺人者の声
6 12/11 猿の読心術
× 12/25 (歳末プログラムのため中止)
7 12/22 凍った音
【1957年】
8 01/15 甦える鼓動
9 01/29 海底都市
10 02/12 蜜蜂博士
11 02/26 ピラミッドの秘宝
12 03/12 午前二時の死
13 03/26 第三遊星人
14 04/09 泡の中の謎
15 04/12 沈黙の壁
16 04/19 野性の少年
17 04/26 陰電気を帯びた男
× 05/03 (GWプログラムのため中止)
18 05/10 月の裏側
× 05/17 (舞台中継のため中止)
19 05/24 人間改造ホルモン
20 05/31 恐怖の人工太陽
× 06/07 (中止)
× 06/14 (プロ野球毎日×西鉄戦中継のため中止)
21 06/21 生きかえるマンモス
22 06/28 火星旅行計画
23 07/05 透視する脳細胞
24 07/12 白アリの洞穴
25 07/19 台風警報
26 07/26 二世紀を生きた男
27 08/02 防彈人間
28 08/09 葉緑体の殺人
29 08/16 時間を盗む男
30 08/23 恐怖の盲目飛行
31 08/30 地層にひそむ謎
32 09/06 深夜の怪光線
33 09/13 姿なき科学者
× 09/20 (舞台中継のため中止)
34 09/27 水を作る男
35 10/04 殺人方程式
36 10/11 影なき送信機
37 10/18 宇宙博士の訪問
38 10/25 北極の怪信号
39 11/01 人間革命
40 11/06 霧の夜の怪電波
41 11/13 夢遊殺人
× 11/20 (オペレッタ中継のため中止)
42 11/27 冬眠療法の奇跡
43 12/04 緑の爆弾
44 12/11 宇宙から来た手紙
45 12/18 姿なきウラニウム
× 12/25 (クリスマスプログラムのため中止)
【1958年】
× 01/01 (正月プログラムのため中止)
46 01/08 この男は誰だ
47 01/15 明日の終り
48 01/22 ICBMの秘密
49 01/29 人工細胞
50 02/05 心臓からの通信
51 02/12 読心機械
52 02/19 円盤の謎
53 02/26 陰よりの声
54 03/05 砂漠の怪自動車
× 03/12 (舞台中継のため中止)
55 03/13 殺人光線
56 03/19 魔法使いのこどもたち
57 03/26 生きている光
58 04/02 染色体の秘密
× 04/09 (中止)
× 04/16 (中止)
59 04/17 宇宙での一夜
60 04/24 暗やみの中の顔
61 05/01 高速度頭脳
62 05/08 宇宙ロケット追跡
63 05/15 指紋殺人事件
× 05/22 (中止)
× 05/29 (中止)
64 06/05 “赤い幽霊谷”の火
65 06/12 人間機関車
66 06/19 魔の大木
67 06/26 電波伝染病
68 07/03 テレビで消えた男
69 07/10 魔法のトランク
70 07/17 犯人透視機
71 07/24 悪夢の瞬間
72 07/31 人造医師
73 08/07 金庫の中の奇跡
× 08/14 (日本選手権水上競技大会中継のため中止)
74 08/21 電光を作る男
75 08/28 電送手術
76 09/04 重力ゼロ
× 09/11 (プロボクシング中継のため中止 )
× 09/18 (プロ野球西鉄×阪急戦中継のため中止)
× 09/25 (プロ野球阪急×西鉄戦中継のため中止)
77 10/02 砂漠の生存者
× 10/09 (舞台中継のため中止)
× 10/16 (舞台中継のため中止)
78 10/23 光の誕生
posted by 猫山れーめ at 00:00| Comment(0) | クラシック海外ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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