2021年01月20日

スーパーチャンネル(現スーパードラマTV)1992年9月の番組表

昔スーパーチャンネルで「ブラボー火星人」の吹き替え版を放送していなかったかなぁ、と思って本棚の資料をひっかき回してみたが見つからなかった。放送していたとしても字幕版だったかもしれない。

地元のケーブルチャンネルの番組表が出てきたのでスーパーチャンネル(現スーパードラマTV)1992年9月放送予定の番組欄を紹介する。
注釈マークについて、[二]とあるのが二か国語放送で、[吹]とあるのが日本語吹き替え音声のみ、ということなら何もマークが付いていない番組は字幕版のみということだろうか?いや、この数年後にスーパーチャンネルで二か国語放送された「天国野郎セイント」を録画してあるし、以前わざわざ字幕原語版を放送していたとは思えないのだが……

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そういえば「セイント/天国野郎」という表記は乾直明が「セイント(a.k.a. 天国野郎)」という意味で著作に使った表記だが、スーパーチャンネルが題名だと誤解して使ったので日本中に広まってしまった。私は90年代初頭にパソコン通信(Nifty-Serve)のフォーラムで異を唱えて、白黒版「セイント」からカラー版「テンプラーの華麗な冒険」、カラー版の「天国野郎セイント」への改題、リメイク版「Return of the Saint」への「テンプラーの華麗な冒険」題名の充当……とタイトルの変遷を一から十まで放送リストを添えて紹介した事があったが、パソコン通信サービスが廃止されると全て烏有に帰してしまった。結局、世間的にはどうでもいいことなのだ。

posted by 猫山れーめ at 15:24| Comment(0) | クラシック海外ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SFコメディ火星人間(My Favorite Martian=ブラボー火星人) 放送リスト(※5話まで)

下記は備忘メモ程度の情報。

東京12チャンネルで放送された既出海外SFドラマのリニューアルを調べてみると、やはり初回放映とは放映順が変わっていたりして突合困難な場合が多い。先日も「文春SF劇場(Science Fiction Theatre=空想科学劇場)」の放映順をラテ欄で確認していたのだが、(終)マークもなく翌週から別の番組が始まっており、枠移動ではないかと探し回った事がある。その翌週から始まった番組というのが「SFコメディ火星人間」で、お察しのとおり「ブラボー火星人」のテレ東版タイトルである。

こちらはメモ程度にしか控えていなかったが、さしあたって1話から5話までの放送順はこのようになっている。
併せて初回放映「ブラボー火星人」および本国版My Favorite Martian(以下MFM)との突合も併記した。
放映年月日は昭和41年2月27日から3月27日の分まで、毎週日曜19:30~20:00のゴールデンタイム。4月以降の分は未確認。

1 落ちた宇宙船(=ブラボー火星人#01「落ちた宇宙船」=MFM#01「My Favorite Martian」)
2 指紋借ります(=ブラボー火星人#02「 指紋かります」=MFM#10「Raffles No. 2」)
3 犬が恋に悩む時(=ブラボー火星人#03「イヌのジョージとミス・クローエ」=MFM#02「The Matchmakers」)
4 売られた宇宙船(=ブラボー火星人#04「宇宙船がぬすまれた!」=MFM#09「Rocket to Mars」)
5 忍法くしゃみ隠れ(=ブラボー火星人#08「忍法くしゃみ隠れ 」=MFM#03「There Is No Cure for the Common Martian」)

吹き替えはブラボー火星人と同じ川久保潔&高山栄なので吹き替え原盤は同一だが、一部でサブタイトルと放映順を差し替えたようだ。
もし現在「ブラボー火星人」の吹き替え原盤が見つからずスーパードラマTVでの再放映やDVDソフト化が困難になっているのであれば、「火星人間」のタイトルでフィルムを捜索すれば見つかるかもしれないと淡い期待を抱いたりしている。

posted by 猫山れーめ at 14:51| Comment(0) | クラシック海外ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パトロール隊出動!(Polizeifunk ruft) 放送リスト

西ドイツのSFテレビドラマ「宇宙パトロール~宇宙船オリオン号の素晴らしき冒険~」は残念ながら日本で放送されることはなかったが、西ドイツの番組を日本へ輸出するルートが無かったというわけではないようだ。TBSで昭和44年に放送された「パトロール隊出動!」は西ドイツのARD(ドイツ公共放送連盟)で4シーズン(13話×4クール)が放送された人気ポリスアクションドラマで、第2シーズン最終2話ではTBSの共同制作により日本ロケが敢行されている。ストーリーとしては至極定番の刑事ドラマで特筆するものはない。スティングレイ発行「海外ドラマ超大事典」p237にみられる本作の紹介文では「ハンブルグの街を舞台に、パトロール隊のウォルター・ハルトマンと同僚たちの活躍を描く。」と至って簡潔である。

本作は第1シーズンがモノクロ、第2~第4シーズンがカラーで製作されている。日本ではまずカラー作品である第2シーズンから計8話分が選ばれ、昭和43年12月30日から翌44年1月9日の月~木×2週にかけて正午に先行放送された。その後、昭和44年4月1日から9月23日まで第1シーズンの全13話と第2シーズンの12話分、計25話が毎週火曜深夜23:45~0:15に放送されている。第3シーズンが西ドイツで放送されたのは昭和43年12月15日~44年3月10日の間で、日本語吹き替え版を作るには準備期間が足りなさすぎたのだろうか、第3シーズン以降は日本では放送されていない。

先に説明したとおり、第2シーズンでカール=ハインツ・ヘス演じるハルトマン(吹き替え:石原良)は他国との警察官交換プログラムに参加することになったという設定で、フランスで5話分をロケした他、日本でも2話分をロケしている。オリジナル版第2シーズンのラストを飾る第25話「Empfang in Japan(日本でのレセプション)」および第26話「Flucht nach Kyoto(京都への脱出)」の前後編がそれだ。

幸いなことに「パトロール隊出動!」は全52話を収録した7枚組DVDセットとして2009年にソフト化され、2018年には廉価版DVDセットも発売されているため、日本ロケ回も鮮明な画像で鑑賞することができる。残念なことに字幕機能が付いていないため「オリオン号の冒険」の時のように機械翻訳の助けを借りたストーリー紹介ができないが、それは今後の機会に改めて紹介することにしたい。EDテロップを見たところ、TBSや大映作品でよく目にした名前が何人も出てくるのに驚かされる。

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スタッフでは、共同脚本に佐々木守、カメラマンに渡辺公夫、音楽に冨田勲、録音に磯崎洋三と今野勉、共同監督に飯島敏宏(誤ってかJijimaと表記されている)。ほかにも今すぐには名前を特定できないスタッフの名前も何人か見られる。
前編の日本側キャストでは二谷英明、ジューン・アダムス、寺島達夫、夏木章、夏川大二郎、橋本力、上田忠好の名前が見られる。

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後編の日本側キャストは二谷英明、夏圭子、滝瑛子。外国人出演者にボガード参謀ことフランツ・グルーバーの名前が見える。
それはそうと、西ドイツでも「この番組はフィクションであり……」というテロップを流していたのか。どこの国でも創作物に伴う気苦労は同じようである。

下記は朝日新聞と毎日新聞のラテ欄から拾い出したTBS日本語吹き替え版の放映リストである。第1シーズンの第1・2・10話のサブタイトルは記載されておらず未確認。通常放送枠では本来20話が放送されるはずの8月12日にアポロ宇宙飛行士が記者会見を開くという特別番組が入って延期、本来先行放送の第8話にあたる「ひき逃げ犯を追え!」が放送されるはずの9月30日には「パトロール隊出動!」が放送されていない。またオリジナル版と日本放映版とでは放映順に入れ替わりがあると考えられるため、日本ロケの前後編が日本では第何話として放送されたのかも今のところ決め手がなく特定に至っていない。他のテレビ欄や海外ドラマ専門誌「テレビジョンエイジ」には何か有益な情報が掲載されているかもしれない。

<先行放送>  ※月~木 12:00~12:30
【1968年】
19 12/30 <カラー>ハレンチ強盗(※ハレンチ強盗顛末記)
20 12/31 <カラー>深夜の大非常線
【1969年】
21 1/1 <カラー>ロッカー破りを洗え!
22 1/2 <カラー>大都会の落し穴
23 1/6 <カラー>空港に網を張れ!
24 1/7 <カラー>美貌の女詐欺師
25 1/8 <カラー>偽装殺人事件
26 1/9 <カラー>ひき逃げ犯を追え!(仏)

<通常放送> ※火曜 23:45~00:15
【1969年】
1 4/1 (サブタイトル不明)
2 4/8 (サブタイトル不明)
3 4/15 流し目のヒッチハイカー
4 4/22 時速140キロの狼たち
5 4/29 立入禁止地帯
6 5/6 真夜中の厩舎に張込め
7 5/13 非常なる裏切り
8 5/20 脱走狼を罠にかけろ
9 5/27 深夜の陰謀をあばけ
10 6/3 (サブタイトル不明)
11 6/10 帰って来た凶悪犯
12 6/17 森の暗殺者を捜せ!
13 6/24 学園を汚したのは誰だ!
14 7/1 <カラー>呪われた結婚式
15 7/8 <カラー>黒い誘拐者を捜せ!
16 7/15 <カラー>脱走犯を逃がすな
17 7/22 <カラー>女家庭教師
18 7/29 <カラー>影
19 8/5 <カラー>ハレンチ強盗顛末記
× 8/12 <カラー>特別番組:アポロ飛行士初の記者会見
20 8/19 <カラー>深夜の大非常線
21 8/26 <カラー>ロッカー破りを洗え!(再)
22 9/2 <カラー>大都会の落し穴(再)
23 9/9 <カラー>空港に網を張れ!
24 9/16 <カラー>美貌の女詐欺師
25 9/23 <カラー>偽装殺人事件


posted by 猫山れーめ at 03:16| Comment(0) | クラシック海外ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月18日

ホクロにご用心!(My Living Doll) 放送リスト

東京12チャンネル(現在のテレビ東京)が開局してまだ日も浅い頃、ここで放送される海外ドラマはおおむね他局で本邦公開済みの作品をそのまま、あるいは改題し、あるいは新しく吹き替えて放送するものが多かった。が、そのうち東京12チャンネルで本邦初公開となる海外ドラマも少しずつ増えてくるようになる。

「ホクロにご用心(a.k.a. ホクロにご用心!)」はその東京12チャンネルで1968年4月1日から9月25日のあいだ全26話が放送された海外SFシチュエーションコメディードラマだ。放送時刻は当初は毎週月曜の23:15~45という深夜枠(ニューフジヤホテル提供)だったが、人気があったのか第8話からは水曜の22:30~23:00に移動した。タイトルは朝日新聞のラテ欄および新番組の広告によると第1話から第4話までは「ホクロにご用心」という表記だったが、第5話以降では末尾に感嘆符が付いて「ホクロにご用心!」と表記されている。

オリジナルは米国CBSで1964年9月27日から1965年3月17日にかけて放送された「My Living Doll」で、作られたばかりで感情も常識も経験不足な女性型アンドロイド“ローダ”(演:ジュリー・ニューマー、吹き替え:真山知子)と、ローダを作ったミラー博士から押し付けられてローダの世話をすることになったボブ・マクドナルド博士(演:ボブ・カミングス、吹き替え:広川太一郎)が繰り広げる「奥様は魔女」「かわいい魔女ジニー」のような秘密厳守コメディだが、主演のボブ・カミングスが契約トラブルのため米国版第21話で降板したため、2クールで終了してしまった。2クールに足りない残り5話分はどうやって乗り切ったのかというと、以前から登場しておりローダに片思いしているという設定のボブの同僚ピーター(演:ジャック・マラニー/マライ、吹き替え:愛川欽也)がローダの正体を知らされてボブの後釜に納まってしまうのである。短命に終わった本作品だが、今日では「宇宙家族ロビンソン」のロボット・フライデーの口癖として知られる「計算サレマセン(Does not compute)」をフライデーに先んじて世に送り出した作品としてSFテレビドラマ史に名を残している。

日本初放送時のサブタイトルと放映順は次の通り。第5話のサブタイトルは朝日新聞と毎日新聞には載っていなかった。他紙で確認できれば後日追記する。米国オリジナルサブタイトルと突合したところ、どうも第8話から第21話にかけて放映順の入れ替わりが何度かあるようだ。
Wikipediaによると1994年の地震で35mmオリジナルネガが失われ、2012年に発売されたDVDではマニアが11本だけ所蔵していた16mmプリントが使われたらしい。もし日本放映版のプリントが現存しているならば、何はさておき米国のマニアに知らせてあげてほしいものである。

1 4/1 美人ロボット誕生
2 4/8 身だしなみは下着から
3 4/15 読ませた本がアダとなり
4 4/22 こわれちまっただあー
5 4/29 (サブタイトル不明)
6 5/6 結婚なんてとんでもない
7 5/13 僕は相手が欲しいんだ
8 5/22 笑ってくれなきゃイヤイヤイヤ
9 5/29 審査員は手が早い
10 6/5 サイコロの目を読む方法
11 6/12 女房一人に山羊二十匹
12 6/19 うそつきは泥棒の始まり
13 6/26 転り込んだ1千万ドル
14 7/3 ひがみっぽいのはお年のせい
15 7/10 何が何んでも飛び降りる!
16 7/17 ギャングと玉突き
17 7/24 天才画家あらわる?
18 7/31 盗みのクセが悩みのタネ
19 8/7 宇宙飛行も楽じゃない
20 8/14 判事さんはイカしてる
21 8/21 暖めて狂わせろ
22 8/28 三度の食事は六人前
23 9/4 鐘にうらみはないけれど
24 9/11 モデルになれば夢はパリ
25 9/18 死体は生きている
26 9/25 芸能界はきびしい


posted by 猫山れーめ at 01:41| Comment(0) | クラシック海外ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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